|
宇津木 賢 |
測量の仕事は何もないところに新しく道路を作ったり、建物を作ったりするのに欠かせない仕事です。つまり、自分たちの仕事が地図に残ります。もちろん施工は土木会社や建設会社が行いますから、測量の仕事が目に見えることはないと思いますが、施工現場では私たちの正確な測量が必要とされていると自負していますし、地域の生活にも密接に関わっているのです。
例えば、不便な場所に橋を掛ける工事や、車通りの多い危険な道路の幅を広げて歩道を作る工事などは、「地域住民の願い」がありますよね。やはり、そういう現場の測量を任される時は、早く子供やお年寄りが安全に利用してもらえる道路になって欲しいって思います。だから、私たちが測量した現場が新しい道路として開通した時は嬉しいですよ。
現場は2〜3人のチームで行くから、お互いが協力してスムーズに仕事が行えるように心掛けています。それと、測量の仕事は様々な場所に行けるのが面白いところですね。山の中に入っていくことも多いから現場で四季を感じる事もあります。春や紅葉の季節は気持ちよく仕事が出来ますが、夏の暑さはちょっとこたえることもあるかな。それとヘビやススメバチに出会ってしまうこともよくあるんですよ(笑)もちろん、会社ではデスクワークもします。現場でのデータをコンピューターに入力して図面にします。お客様にお渡しする図面は、細心の注意をはらっています。やはり、お客様に満足してもらえて次の仕事に繋がっていくと嬉しいですからね。
北美測量は若いスタッフが多いから明るい雰囲気で楽しく仕事が出来ます。仕事の移動中はサッカーの話や遊びの話で盛り上がったりしてます。仕事以外のところでコミュニケーションがある会社っていいと思います。これから測量士になりたい方は様々な現場に対応できる体力が必要なのと、測量士の資格取得を目指すことはもちろんですが、仕事を楽しむコツも知ってもらいたいですね。 |