道路や橋をつくるのに欠かせない、みなさんの生活に近い仕事です。
みなさんも測量をしている様子をどこかで見かけたことがあると思います。「機械を覗いて、赤いポールを見ているよね」とか「山の中に入って何をしているのかな」とかの感想はありませんか?みなさんがイメージしている測量にも目的により作業に違いがありますから、いくつか紹介します。今度、測量の様子を見かけたらどの作業をしているのかチェックしてみてください。
●基準点測量 基準点とは、測量の基準となる為の点で、既知点に基づき、新点の位置を定め、成果を作成する作業です。基準点測量には、既知点の種類、既知点内の距離、新点間の距離に応じて、1級基準点〜4級基準点に区分します。観測には、GPS観測、トータルステーション、セオドライト、光波測距儀等を用いて行います。
●横断測量 中心杭が設置された位置で、中心線の接線に対して直角方向線において、 中心杭を基準として左右の地物、地形等の変化点の高さと、距離を同時観測し、その結果を横断図に示す作業。